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イボの治療

イボの治療イボは主にウイルス感染が原因で発症します。

イボを伴う疾患

以下が、イボができる皮膚疾患の一例です。

手足のイボ(尋常性疣贅)

足の裏のものは”たこ”や”うおのめ”と間違える方も多いのですが、パピローマウイルスによる感染症です。凍結療法(液体窒素を染み込ませた綿棒をイボに押し当てる治療、痛い治療です)、モノクロール酢酸をイボに塗る治療(痛みがないのでお子さんに行います)、ヨクイニンというハトムギの漢方薬の服用を組み合わせた治療をお勧めします。

老人性イボ(老人性疣贅)

加齢に伴って発症する良性の腫瘍で、高齢者に多く見られます。色は、薄茶色から黒色まで様々で、顔や体、手など、手のひらや足の裏以外の全身のどこにでもできます。

みずいぼ(伝染性軟属腫)

水いぼは伝染性軟属腫ウイルスが原因で起こるウイルスの感染症です。

小さなお子さんに多く、プールでの直接の接触やビート板やタオルの共用などを介して感染します。

光沢のある小さなブツブツが、その人の皮膚の上で接触により感染し身体に広がっていきますが、

治療をしなくても半年から一年で自然に治ります。

が、数がたくさん増える(俗称:百イボ)、痒くなって掻くことで湿疹が出来たり水いぼが広がる、大きくなって痛みを伴う

など、自然に治るまでの間に困ることが起きることもあるので、早めに相談してください。

ヨクイニンという漢方薬を飲むとウイルスに対する免疫力が上がり治りやすくなります。また、水いぼの部位が痒くなることがあり、掻くと広がるので、かゆみ止めの飲み薬や塗り薬を処方します。

また、当院ではm-BFクリームという水いぼ専用の塗り薬(自費になります)もあるのでご相談ください。

m-BFクリーム

抗ウイルス作用を持つ銀イオンを配合したクリームです。

2ヶ月程度水いぼとその周囲に塗ると、水いぼが治っていきます。

使い方

1日2回 入浴後と朝に、水いぼとその周りに塗ります。

塗っている部位の皮膚に赤みや腫れが出ることもありますが、使い続けてもらって大丈夫です。

注意

冷暗所で保管してください。直射日光で変色します。

まれにかぶれたり痒みが出る方がおられますので、その際は来院してください。

価格

1本 15g 2、200円

アクロコルドン・スキンタッグ(首のイボ)

首や脇に中高年期にできるイボは、皮膚の良性腫瘍です。放っておいても悪性変化はみられませんが、見た目や触った感触が気になる場合は治療の対象となります。小さなハサミによる切除か液体窒素による凍結療法の治療を受けていただきます。

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